来年3月26日に北海道新幹線が開業することが決定、沿線となる北海道、岩手、宮崎、栃木、埼玉の5知事が意見交換した(青森県知事はビデオ出演)。コーディネーターはおなじみ橋本五郎氏(読売新聞特別編集委員)。
関連県が互いに連携を強化し、観光や産業振興、ビジネスに新幹線をどのように活用していくかをそれぞれが述べて、今後の新幹線の開業効果に大きな期待を寄せた。
道内では函館、北斗市はもちろんのこと胆振や空知や旭川などがどのように函館からの客を誘致するか真剣に取り組んでいるが、我が小樽市では新小樽駅(仮称)周辺整備を検討する会議に、商工会議所を正式メンバーから外すという前代未聞の市長指示があったという。
議会でも議論があり理由を質問したところ「(会議所は)一歩先に議論しており、その知見をアドバイザーの形で示してほしいとの答弁。そういう豊富な知見を持つ組織こそ正規メンバーとして活躍してもらうことが重要なのでは?」
いずれにしても経済界と連携できない行政など考えられない。地域の発展に暗雲が漂う。