昨年、ニューヨークで体験したバスでの出来事。バスを降りる際に日本では↑写真のようなボタンを押して運転手さんに降車の意思表示をするのが普通だ。通称「ピンポーン」で、運転手さんは多くはどすの利いた声(笑)で「次、止まりま〜す」と乗客に応える。
さて、ニューヨークのバス(アメリカ全土かな?)は↑写真のように黄色いワイヤー(ナイロン製?)が窓に沿って張られており両端にはセンサー(白い部品)がある。つまり降りる時はそのワイヤーを引けばセンサーが反応するのだ。車内にずーっと張ってるのでどこにいても引ける。
日本のバスのボタンは、どこに乗車していても押すのに困らないように1台のバスに30〜40個くらいピンポンが設置されている。天井や「つかまり棒」にもついてて大変親切だ。日本らしい。
アメリカでは立ち乗車や混雑時などでワイヤーに届かない客がどうするのかは不明だが、窓側の人に頼んだりすることで済んでいるのだろう。この設置費用だけに関していえば、素人考えではアメリカのほうが相当、安価でできるのでは。その分運賃が安くなれば市民のためにもなる。
バスについてはまだ面白い話があるので乞うご期待!